防衛相 自衛隊の除染参加検討
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防衛相 自衛隊の除染参加検討

11月17日 12時35分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

一川防衛大臣は、参議院予算委員会で、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、住民の立ち入りを禁じた警戒区域を念頭に、自衛隊が放射性物質を取り除く除染作業を行うことを検討する考えを示しました。

この中で一川防衛大臣は、福島第一原発の事故を受けて、放射性物質を取り除く除染について「今後、協力できるところがあれば、しっかりと自衛隊としての任務を果たしていきたい」と述べ、住民の立ち入りを禁じた警戒区域を念頭に、自衛隊が除染作業を行うことを検討する考えを示しました。また、藤村官房長官は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加に向けた政府の対応について「内閣が一体となって対応するため、外交交渉チームの強化や、各省庁の調整、それに国民に広く知らせるための対策などをしっかりやっていくための体制を早急に作ろうと準備している」と述べました。一方、玄葉外務大臣は、アメリカ側が先の日米首脳会談後、「野田総理大臣が、『すべての物品及びサービスを貿易自由化交渉のテーブルに載せる』と述べた」とした声明を発表したことについて、経済外交担当の大使からホワイトハウスの担当者に訂正を求めたことを明らかにしました。これに関連して、藤村官房長官は「野田総理大臣の発言は『交渉参加に向けて関係国との協議に入る』ということで、それ以上でも以下でもないため『おかしい』と訂正と撤回を求めた。その中で、アメリカ側も野田総理大臣の発言を理解したということなので、1つの区切りをつけた」と述べました。