サッカーW杯アジア3次予選北朝鮮戦 試合後に日本サポーターを乗せたバスに投石
2014FIFAワールドカップ・アジア3次予選で、日本対北朝鮮の試合を観戦した日本のサポーターが、スタジアムの雰囲気について語った。
日本人サポーターは「隣のブロックの北朝鮮サポーターの方が、こちらをずっと見ているわけですけど、目つきがとかが、今まで感じたこともないような敵意を感じた」と話した。
試合後には、興奮した北朝鮮サポーターが、日本サポーターを乗せたバスに向かって、石や物を投げてきたという。
日本人サポーターは「帰りのバスに、石を投げてくる人とかがいましたので、早く立ち去った方がいいなというような感じではありました」と話した。
また競技場の出口では、北朝鮮選手が待ち受けたサポーターに胴上げされる場面もあった。
北朝鮮サポーターは「これからも、わがチームが永遠に日本に勝ち続け、一生懸命がんばって、ワールドカップにも出場してほしい」、「われわれの精神力の強さを世界中に証明することができ、誇らしく思います」などと話した。
一方、朝鮮中央テレビは、試合終了後の15日午後8時30分から、急きょ通常番組を差し替えて試合を放送した。
ピョンヤン市内のレストランでは、放送を見ながら歓声を上げる北朝鮮の市民と女性店員の姿も見られた。
(11/16 12:38)