最終更新: 2011/11/16 01:58

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台風15号首都圏直撃の夜に覚せい剤所持で逮捕歴のある男性と会食報道 蓮舫大臣が弁明

蓮舫行政刷新担当相が2011年9月、台風15号が首都圏を襲った夜、覚せい剤所持で逮捕されたことがある男性と会食していたとする報道について、国会で追及を受け、「そういうことを知らなかった」などと弁明した。
14日夜遅くに、APEC(アジア太平洋経済協力会議)の舞台・ハワイから帰国した野田首相は、その疲れも見せず、15日午前9時から参議院の予算委員会に出席した。
野田首相は「何が何でも、国益を損ねてまで(TPP)交渉参加するということは、それはないということです」と述べた。
予算委員会で野田首相は、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加に向けた協議入りについて説明したが、自民党の山本一太議員は「総理、はっきり言わせていただきますが、二枚舌じゃないですか! これ二枚舌外交じゃないですか」と追及した。
これに対し、野田首相は「あの、二枚舌っていうのは、こっちで言っていることとあっちで言っていることが違えば、二枚舌です。言っていることは同じです」と、気色ばんで反論する場面もあった。
APECで、アメリカのオバマ大統領に日本の方針を伝えた野田首相。
12日の日米首脳会談で、オバマ大統領は「一種の大胆なビジョンに強い感銘を受けました」と述べていた。
記念撮影では、前回開催国・日本の野田首相は、今回のホスト国・アメリカのオバマ大統領の隣に立ち、満面の笑みを浮かべていた。
一方で、中国の胡錦涛国家主席は、前の列の端の方だった。
1993年の第1回会合から、2011年で19回目となったAPEC首脳会議。
歴代の首相は、この場で、それぞれの存在をアピールしてきた。
これまで、センター付近の割合目立つ位置を確保できたのは、2002年の小泉首相や、2009年の鳩山首相など数回のみだった。
そして今回、野田首相は、記念撮影に向かう時から、すでにオバマ大統領の真後ろを歩き、途中、チリのピニェラ大統領に追い越されそうになったものの、抜かされることはなく、そのままオバマ大統領の隣をキープした。
日本に対し、今回アメリカが見せた対応について、政治アナリストの伊藤惇夫氏は「日本の(TPP交渉参加)意思表明というのは、アメリカにとっては、世界戦略の中で1つ大きな前進となった。それを評価してというか、その姿勢・状況を内外に向かって示すために、あえて野田首相を隣に立たせた」と指摘している。
そうした中、15日、国会で集中砲火を浴びたのが、行政刷新や少子化問題などを担当している蓮舫大臣だった。
蓮舫行政刷新担当相は「わたしの交友関係の中で、自分の中でおつきあいする人たちが、過去どういうお立場があったのか、そういうことを知らなかった。報道等で知ることについては、軽率だと思って反省しています」などと話した。
2011年9月、台風15号が首都圏を襲ったその夜、蓮舫行政刷新担当相が、覚せい剤所持で逮捕されたことがある男性と会食していたとする報道について追及された。
自民党の西田昌司議員は「(蓮舫)大臣の担当は、いわゆる防災担当ではなかったかもしれないけれども、都民が家に帰るのにも困っているような時に、祝杯・飲食しているのは、どうかと思うんですが」とただした。
これに対し、蓮舫行政刷新担当相は「知らなかったことは、わたしの不注意だし、それは反省しましたし、それ以降、おつきあいは控えています」などと述べた。
蓮舫行政刷新担当相は男性に逮捕の過去があることは知らず、以後、つきあいを控えていると弁明した。

(11/15 17:25)


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