コスプレイヤー(笑)の人事担当者がtwitterで受験者を中傷

1 ：名も無き被検体774号+：2011/11/14(月) 16:47:45.13 ID:SSWDHXrX0

nyakohcosplayer Ｎ・やこう
やばいよ、ついに来ちゃったよ。
新卒求人応募者の履歴書に「趣味としてコスプレをやっています。
衣装の作成により手先の器用さを、友人とのやり取りで人間関係を、また、写真の撮影についても自信があります。」
だそうです。職歴書にコス写真貼り付けてきてるんですが・・・どれもこれも・・・下手くそ
約4時間前

nyakohcosplayer Ｎ・やこう
ほんとこういうのやめて、
コスプレ衣装業界ならいざしらず、うちは普通の技術派遣よ！
いらないんだからこんな技術。
それにこれしか履歴書に書くことがないってきっとコスプレしかしてない子だよ。
普通の友人皆無のタイプ。顔も正直暗い感じでよくないオーラ出てるし


４年目突入の社会人コスプレイヤーです。
コスプレという金のかかる趣味をいまだにやめられずにいる。
むしろ後悔すらしていない…キャラの忠実再現に命をかけたい…サイバーコスプレROM委託ありがとうございました。
現在オフィシャルサイトで通販受付中！

24 ：名も無き被検体774号+：2011/11/16(水) 00:51:14.92 ID:9X8gPX3K0

昨日のツイッターでの件について
2011年11月15日
20:31

先日からツイッター上を騒がせているコスプレ履歴書RTの件について、当事者である私が、
責任を持ってここで本当の話をさせていただきます。
いずれにしても証明しようがない話なので、これが真実であるかどうかは読んだ人の判断にお任せします。
今回の事件で、私が行ったこと、後悔したこと、反省したことをここでは包み隠さず書こうと思います。
これが、私ができる今最善の事だと考え、それを実行に移します。

私には、今の職場に３つ上の先輩がいます。
先輩は入社間もないころに行われた歓迎会でアニメ・漫画の話で意気投合し、２人で飲みに行ってから頻繁に食事に行くくらい急激に仲良くなりました。
まったくの異業種から転職してきた私に対し、先輩は何かと優しくしてくれていました。
私の仕事は事務職ですが、当然個人情報を取り扱う機会が数多くあります。
預かった書類選考済の書類を倉庫に保管したり、通知を出したりするのが私の役目です。
渡される時に多少の理由を伝えてもらってから処理することもあるのですが、たいていの場合はそのまま渡されますので、
履歴書を拝見させていただいて内容を見て通知文を考えます。
その日手渡された、履歴書類の中でひときわ目立っていたものが、
先日のツイートで私が浅はかにもツイートしたコスプレ履歴書がありました。
A4の履歴書欄にびっしりとコスプレ写真が貼られていました。そしてその日の昼休み、くだんのツイートを行ったわけです。

その後の流れについては当然、ツイッター上で経緯を追われている方はご存じだと思いますが、
友人からの連絡を受けて夕方確認した時点で、５００を超えるRTに１０００を超えるリプライ、
通知設定をかけている私の携帯電話は事実ずっとなりっぱなしでした。
私は激しく後悔しました。なんて取り返しのつかないことをしてしまったのだろう、と。
そして同時に履歴書を送ってきたであろう同じ趣味の女の子のことを考えました。
もし、こんな風に私がさらされたとしたら、激しく傷つき、立ち直れないだろうと思いました。
　仕事は全く手につかなくなり、すべての人が自分のことを非難しているように聞こえてきます。
人の話が耳に入ってこなくなり、ネットの画面を見ることすら怖くてできなくなりました。
夕方自分のデスクに座って、どうしたらいいのかと途方に暮れている私に対して、先輩が近づいてきました。

先輩は私に向かってこういいました。「知ってたよ、あなたがいつもツイッターにいろいろ書いてるの、見てたから。」
仲良くなれた先輩にも嫌われたと思い、私は本当にやりきれない気持ちになり、死にたいと思いました。先輩はこう続けました。
「二人で飲みに行っている時から思ってたけど、あなたはつい軽い気持ちで人を馬鹿にしたような発言をする癖がある。
あなたが日ごろいろんなものに対して、趣味も仕事もたくさん隠れて努力してるのは知ってる。
だから努力をしないでできない、やれない、と言っている人が大嫌いなのもよく分かってる。
でもね、だからと言ってその人を馬鹿にしていいってことは絶対ないよ。
あなたがコスプレを一番大切な趣味としてたくさん努力して頑張ってるのも色んな活動を見てると感じるの、
でも、他人を非難することであなたの努力なんてこうやって簡単に壊れるのよ。
たくさん作った大好きな友達のレイヤーさんも今回の事件であなたともう信用しなくなるし、
遊んでくれなくなるかもね。」と言いました。私は何も返す言葉がなく、ずっと黙って泣きながら聞いていました。
「それともう一つ、あなたはレイヤーである以前に一人の社会人として事務とはいえ責任ある立場を任されているの。
これは何よりも大切なこと。お金がなければ趣味はできないわよね？仕事は信用がなければ仕事は成立しない、
そしてその信用はたった一人の人間の一回の安易な行動で簡単に崩れるものなの。
あなたが本当にもし人事採用の仕事だったら今すぐにクビだからね。
ううん、そうじゃない、会社の危険性を考えたら危険分子はすぐいなくなってもらうべき。
最近、ツイッターで失敗する会社は本当によくあるの。あなたも今朝の朝礼で聞いたでしょ？
ネットに流れた情報を回収することは事実上不可能なの。」
。そしてこの状況はそんな私に対する罰なんだと。

25 ：名も無き被検体774号+：2011/11/16(水) 00:52:26.05 ID:9X8gPX3K0

またすべてを失って、どこからやり直せばいいのか、本当に本当に後悔しても時間も何も戻ってこないのだと。

「さて、これでコンプライアンステストを終了します。」
突然、先輩が言いました。
「まず始めに言います。この履歴書は全くの偽物です。
この応募者の名前も経歴も全くの架空の人物で存在しないことを伝えておきます。
なお、このコンプライアンステストは人事業務未経験の社員に対して抜き打ちで行っています。」

なんのことかわからず、しばらく頭が真っ白になっていました。
「まず、あなたのツイッターアカウントがフォロー、フォロワー合わせても１５０前後かつ
コスプレ関係が大半だったのでまだこれですんでるけど、とりあえず記事はもう削除したわよね？」私はうなづきました。

「予想はしてたけど本当にツイッターにまんまとTLしてくれるとは思わなかったか正直私の方が焦ったわ。
最近は本当にこのケースが多いのよね。」
そして、未経験者の人は感覚的に人事情報を取り扱うということを軽く甘く考えてることがあるので、
少々厳しいと思いながら、この手法でテストしていると言われました。
あえて数字や名前をたくさん載せるのも、極端な応募者にするのも「面白がってツイートする」という
今の世の中の事情を見越してのことだそうです。
「今回の事件で、すごく嫌な思いをしたでしょうし、たくさん後悔をしたよね？
今の気持ちを絶対に忘れないこと。そして人の情報が漏れるということが
その人にとっても世の中にとっても百害あって一利なしということをしっかり理解しなさい。
これが身につかない限りはこの会社で一人前に働ける日なんて来ないからね。」
そして最後に真面目な顔でこういいました。
「今回の件で残念だけどあなたのコスプレ活動はやりづらくなっただろうし、
もしかしたらやめなくちゃいけなくなるかもしれないね。大好きなものを取り上げられるのはつらいでしょう？
それが自分の手によって行われてるってことならなおさら。でもあなたはそういうことを自分の手でそうしてしまった。
もしあの応募者が実在する子だったら？その子もツイッターをやってるかもしれないんだよ？
その子の気持ちをあなたが今味わってると思ってください。趣味の世界の信頼も一般の社会の信頼と同じ。
あなたは今回の件で失った信用を取り戻すのにこれからたくさん苦労すると思う。
でもこれは、あなた自身がやったことなのだから、ペナルティだと思って甘んじて受けるしかないからね。」

26 ：名も無き被検体774号+：2011/11/16(水) 00:53:51.09 ID:9X8gPX3K0

結局のところ、私が見た履歴書のコスプレ少女は現実には存在せず、
私は先輩のテストにのってただ一人迷走したわけです。
ただ、これで私は何より大切なことを身をもって学びました。
今回ほどネットの力を脅威に感じたことはありませんでしたし、
言葉の力が人を容易に傷つけるということを認識はしつつも本音の部分では理解してなかったのだと言うことを痛感しました。

簡単に言葉を自分で発信できる時代です。
ボタン一つで人を言葉の力で困らせることも喜ばせることもできる時代なんだと思いました。
小学校の頃いじめを受けていた時のことをすこし思い出しました。
毎日無視されて、教室でもいつも一人で、誰に話しかけても無言の空間。
机は教室の隅。　そんな時にインターネットと出会ったんだったと。
掲示板で同年代の趣味が同じこと話ができれば、さみしくないし、学校で一人でもいいやと。
思ってたあの頃。いつも会話のない世界におびえてました。人と会話をしない日が怖くてしかたありません。
それは今でも同じ。だからこそ私はツイッターに常駐してなんでもかんでもつぶやいていたんだ、
ここまでツイッターにはまってたくさん友達ができたのに浮かれてて、いろんな大切なところが抜けていたんだなと。

最後になりますが、ツイッターをやっている人は特に、やっていない人にも、
今回の件で大変お騒がせしました。そして本当にごめんなさい。
そしてこの件で私の友人だということで誹謗中傷を受けるようなことがあれば、
私のことは切ってもらって構いません。それだけのことをしたと思います。
今回のこの文章は紛れもない真実であり、一切の嘘はございません。
信じられないという方もいらっしゃるでしょうが、それもまた私に対する罰として甘んじて受けようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

なお、この文章については一切広める必要はありません。
今こうして読んでくださってるフレンドさん、マイミクさんに対して真実を伝えておく必要があると感じて書かせていただいたものですので、
いじきたなく広めてもらおうとは考えておりません。ただ皆さんの心の中にしまってもらえれば結構です。
故にブログには掲載せず、こちらのみに書かせていただいています。実際にお会いしているかたがほとんどですし、
私はせめてお顔を見て友達になったみんなにだけは直接とはいかないけど自分の言葉であやまりたかったからです。
本当にすみませんでした。そして、ツイッターの炎上をみていち早く連絡をくれたすべての友人に心からの感謝を捧げます。私を救ってくれてありがとう。本当に本当に感謝しています。
これからは悔い改めて、毎日誠実に生きていこうと思います。今週末のイベントにおける活動は自粛いたします。
またこれからもコスプレ活動は変わらず続けていこうと思います。
もし、よろしければこれからも変わらずおつきあい下さるとうれしいです。

２０１１．１１．１５　やこう