君に届け スタンダード・エディション [DVD]
端折りすぎ&詰め込みすぎ(画像へのリンクアリマス)
原作知らなければ…面白いのか?コレ???
苦痛以外の何物でもありませんでした
最初のシーンからカナリ心配でした
原作にない(ノベライズ版にはあるのかな?)爽子の出産シーンから始まるんですが、お父さんが市民楽団やってたりのオリジナルな設定から始まっちゃって…
ちょっとナンダコレ (゚∀゚;)?って感じだったんですが、最後まで見終わってみると……
※※ 以下、思い切りネタバレします! ※※
全体的には、原作の
出会い~初詣
までのシーンを足早に&思いきり端折って追いかけてる感じ
さらに後半は(上映時間内に二人をくっつけるために)ふたりの思いが通じるまでの経過を無理矢理シーンをミックスしていったりオリジナルのシーンを追加したりして誤魔化してる感じかな
原作(コミック版)好きな自分が見終わった後の最初の感想は
「なにこの物足りなさは?www」
って感じでした
最後のシーンで風早が爽子に告白されて「やっと届いた」って言うセリフがあるんですが…見ていて全然「やっと」と思えませんw
風早も爽子も鈍くさい・純粋だけど自分でイッパイイッパイな部分があるからこその
「届きそうで届かない想い」
だからこそ、「君に届け」がタイトルなワケですよ
でも、この作品中では
エライあっさりと風早が告白して→なんかイマイチ納得出来ない理由で爽子が断り→今度は爽子があっさりと逆告白へ
…ナニソレ (。A。)⌒Y⌒ ヾ( ´_ゝ`) クダラネェ
他にも不満点はイッパイ
・爽子がバス通学になるなんてくだりは要らない
・というかそれ以降X'masパーティーの会場を下見に行くとか(前述通り)独自路線が満載でコレも要らない
・マルちゃん出てこないw
・ピンがオッサンくさい
・龍が全くキャラが立ってない
とか色々有るんですが、ぶっちゃけ最初のふたりのイベント『肝試し』からノれなかった
肝試し中に風早と爽子が初めて?二人きりで会話するシーンは、自然の中で爽子と話して風早が「爽子は自分がしたいようにしてるんだ」と確認するとともに「爽子のピュアさ」を見ている人に伝える大事なシーンだと思うんですよ
が、この映画中では、墓場の脇で会話もほんの少し・最後に(原作にはない)夜景見て終了…
脚本書いた人原作読み込んでねぇな~とビンビンに伝わってきてしまいました(ロケが楽な場所選んだんでしょうかね?)
あと、全体的に登場人物がスレてる感じがする…爽子役の多部未華子でギリギリOKて感じかな?
少なくとも風早はもっと幼くないと…三浦春馬はムリすぎる
キミトドって風早と爽子の成長して行く物語って面もあるのに…
「キャスティングで人寄せパンダ」したかったのかもしれませんが…
● まとめ
原作を無理矢理追いかけて(特に前半は)カナリ足早にシーンが変わるので仮に原作のないオリジナルのストーリーと考えても消化不良気味だし、かといって後半にかけては完全に原作レ▲プ状態なので…
個人的な感想ですが、誰得な感じの作品でした
そもそも、ふたりの想いが通じるまでのコミック10冊分(初詣のイベントまででも6冊半)をたった2時間で描こうってトコロに無理があると思います
また、爽子への同級生の態度も俳優使って実写でやっちゃうと「リアルいじめ」状態になっちゃったり、「ちびさわ」が出せなかったりとか等など…実写化に向いてない点が有ることを考慮しても原作好きにはあまりにも酷い仕打ちですね
とりあえず製作者側に原作に対しての愛が感じられない・評価出来る点がないという感想しか残りませんでした
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画像upりました
http://ameblo.jp/sitekimemo/entry-10844220193.html
よろしければどうぞ
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[データ更新日時:2011/11/15 00:20]
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