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'11/11/14

空港2路線、実験ルート決定



 広島空港(三原市)と広島市中心部を結ぶリムジンバスの新規路線開拓を目指す社会実験が、12月1日から始まる。広島県と市、県バス協会などでつくる実行委員会がビジネス、観光客向けに「宇品線」「平和大通り線」の2路線を新設し、3カ月間運行。空港への主要アクセスであるリムジンバスの利便性向上に向け、新規路線の効果や採算性を探る。

 宇品線はグランドプリンスホテル広島(南区)を発着。広島港宇品旅客ターミナル前(南区)を経由し空港とを結ぶ。1日5往復で所要時間は約60分。

 平和大通り線はJR広島駅(南区)発着の便を延伸する。白神社前(中区)を出発。通り沿いの小町と田中町で乗り降りできる。空港からの便の終点はNHK放送会館前(中区)。1日3往復で所要時間は約65分。

 運賃は2路線とも片道1300円(往復割引運賃2360円)で、JR広島駅と広島バスセンター(中区)とを発着する現行路線と同じ金額。広島電鉄(中区)など5社が共同運行する。県と市が運行経費の一部など3千万円を助成する。




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