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鍾乳洞に遺体 25年前不明学生か

11月14日 0時40分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東京・奥多摩町の鍾乳洞にある湖で白骨化した遺体が見つかり、警視庁は25年前ダイビング中に行方不明になった東京の大学生の男性とみて、身元の確認を進めることにしています。

遺体が見つかったのは、東京・奥多摩町の通称聖穴(ひじりあな)と呼ばれる鍾乳洞にある湖の底です。ことし7月にダイバーが発見し、警視庁から依頼を受けた民間のダイバーの団体のメンバーが13日に白骨化した遺体を引きあげました。警視庁によりますと、ダイバースーツやヘルメットの特徴から、遺体は、25年前の昭和61年10月、現場付近で行方不明になった、東京・世田谷区の上智大学4年生朴俊鉄さん(当時22歳)とみられるということです。朴さんは当時、大学のサークルのメンバーと一緒に酸素ボンベをつけて湖をダイビングしている最中に行方が分からなくなったということです。警視庁は今後、DNA鑑定をするなどして身元の確認を進めることにしています。