２位の浅田、一夜明け改めてトリプルアクセルに意欲

　フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第４戦のＮＨＫ杯で女子２位となった浅田真央（中京大）はフリーから一夜明けた１３日、会場の真駒内セキスイハイムアイスアリーナ（札幌市）で、「（シーズン）初戦から落ち着いて滑ることができたのは、本当に久しぶり」と笑顔で振り返った。

　ショートプログラム（ＳＰ）で失敗し、フリーで回避したトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）については「自分の最高の演技をするには必要」と今シーズンでの成功に意欲を見せた。

　浅田は第６戦のロシア杯（２５−２７日、モスクワ）に出場する。

　一方、優勝で２季ぶりのＧＰ２勝目を挙げた鈴木明子（邦和スポーツランド）は「優勝はとてもうれしいけど、昨日は悔しくて眠れなかった。『もっと練習しなさい』ということです」とジャンプ失敗で思うような演技ができなかったフリーの反省を口にした。

　ＧＰシリーズの上位６人（６組）が出場するＧＰファイナル（１２月８−１１日、カナダ・ケベック市）に進出を決めており、「気持ちを一度リセットして、演技を見直してから練習につなげたい」と意気込みを語った。

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