【1月30日 第5回 秋葉原の居住環境について】
テーマ:発表内容まとめTwitter:@kaori9608
blog:http://x-birdcage-x.jugem.jp
所属:大妻女子大学 文学部
はじめまして(・ω・)
Causメンバーとして初めて討論内容を投稿します(・ω・)
ワラシナカオリと申します。
(漢字が難しいのでカタカナにしました。)
わらしーと普段は皆様から呼ばれております。
変態で宴会部長な変わったフリーランスウェブデザイナーと認知されてしまったようです。
そんな私ですがよろしくお願いします。
さてさて、
今回私が発表したのは
秋葉原
という土地を取り上げて、
人が住む環境と商業地のバランス
について皆さんに考えていただきたいと思い取り上げました。
電気屋がいっぱいあって、メイドさんがいる
というイメージが一般に広まっているのではないかと思うのですが、
実際は市場というバックグラウンドがある、下町なのです。
そういった点を踏まえたうえで秋葉原を皆さんに理解していただきたいと思いました。
フィールドワークも用意した連続ものです。
初回に取り上げた内容をざっと説明していきます。
秋葉原の完成
戦後、秋葉原の電器屋街口側には旧国鉄の車庫、日本通運の本社があった。また市民の生活においては市場という労働環境があり、場外市場はそこに住む住民の生活を支えてきた。その後、市場の閉鎖が起こることで市民の労働環境が消え、住民が減り、地域の飲食店などの経営が悪化し、地域産業が衰退する。
ラジオブームの中で秋葉原に店を構える廣瀬商店が地方へのパイプ役になっていたため秋葉原は電器パーツの専門店や電気屋が増えるようになった。
しかしながら、郊外にある電気店の販売価格が下落し、秋葉原に家電を買いに来るメリットがなくなる。
その後パソコンの普及に伴い、自作向けのパーツショップが集中し、マニア向けの店舗が集中することで趣味の町が完成することになる。
観光地化する秋葉原
秋葉原が電器屋街として完成するにあたり、観光地としてのアトラクションが必要となった。
秋葉原を通る神田明神通りを参道としている神田明神祭は2年に一度の本祭りにのみ、神輿を出していたが、現在では影祭りの際も神輿を出すようになった。また仮装行列などのアトラクションも行われるようになった。
さらに歩行者天国を実施している。
ファーストフード店の営業時間
観光地化された秋葉原の食品店の営業時間はかなり短い。
中央通り沿いにあるミスタードーナッツの営業時間は、市場があり、トラックの運転手などが主な利用客であった時は24時間営業であったが、現在では観光客が主な利用客になった現在では夜7時までという短縮営業になっている。
さらに、秋葉原にできたジーンズメイトは夜の11時までにという営業時間になっている。
秋葉原の街並について
秋葉原は電器屋の集まったテナントビルを中心にして現在は成り立っており、地域住民、市民という考えを持って人間が少ない。そのため、街並に関する考えを持ち、調和を図りながら都市を計画するというサイクルが出来上がっていない。秋葉原に住む住民の土地を相続する人間の多くが地主以外に職を持ち、また秋葉原という土地から離れてしまっているケースが多いために、相続ではなく、売買という選択をするケースが多い。
そのほか
ラオックス ザ コンピューター館跡地の買収とビル建設に関する問題
ソフマップが持つテレビの共同アンテナについて
フィールドワークに向けて
秋葉原の裏道を歩いて実際に人が生活している環境について考えてもらう。
現在の街並の美しさについて考えてもらう。
観光都市と地域住民の生活の関係について考えてもらう。
秋葉原のビル群をみてみる。
以上になります。
フィールドワークは
2月20日
に行う予定です。