NHK福岡のニュース　福岡放送局

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“脱原発社会を”１万人集会

東京電力福島第一原子力発電所の事故を教訓に、原発に依存しない「脱原発」の社会の実現を訴える集会が、福岡市で開かれました。この「さよなら原発！福岡一万人集会」は、福岡市中央区の舞鶴公園で開かれ、主催者の発表で、九州・沖縄各地から１万５０００人余りが参加したということです。集会では、原発に反対する団体のメンバーや大学教授らが脱原発を訴え、このうち福島市から福津市に避難している主婦の宇野朗子さんは、「私たちは原発事故で多くのものを失いました。原発のない世界が幕を開けるよう、みんなで連帯しましょう」と訴えました。そして実行委員会の深江守事務局長が、「悲惨な原発事故の悲劇を２度と繰り返してはなりません。すべての原発の廃炉を求めます」と宣言文を読み上げました。
このあと参加者たちは、福岡市の天神まで行進し、「原発はいらない」などとシュプレヒコールをあげました。
参加した熊本県水俣市の２０代の男性は、「子どもたちの将来を考えると、原発をなくしてほかのエネルギーに転換したほうが安心だと思います」と話していました。

11月13日　14時26分

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