総務省は11日、職員用パソコンが情報を盗み出すウイルスに感染していた問題で、情報が外部に送信されていたことを確認したと発表した。流出した情報には、業務関連や、職員とその家族の情報、仕事の相手先の名刺画像が含まれている可能性があるという。
流出したデータ量は、合計で2メガバイト程度。簡単な文書であれば50〜60ページ相当、フロッピーディスク(1.44メガバイト)であれば1枚半弱ほどのデータ量にあたる。
感染の疑いがあるパソコンは当初より1台増えて23台になった。このうち係員クラスの職員が使う1台から外部に送信されたデータ量が1メガバイトあり、全体の半分程度を占めていたという。