事件【放射能漏れ】福島第1原発・吉田昌郎所長 一問一答 「甘かった部分がある」+(2/2ページ)(2011.11.13 09:19

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【放射能漏れ】
福島第1原発・吉田昌郎所長 一問一答 「甘かった部分がある」

2011.11.13 09:19 (2/2ページ)放射能漏れ
記者の質問に答える吉田昌郎福島第1原発所長=12日午後、福島県大熊町の福島第1原発(代表撮影)

記者の質問に答える吉田昌郎福島第1原発所長=12日午後、福島県大熊町の福島第1原発(代表撮影)

 --原子炉の現状は

 「データで確認する限り安定していることはまあ間違いない。超安全というわけではなく、放射線量が高く、日々の作業にはまだ危険がある。使い分けが難しいが、周辺住民の方に安心していただける程度には安定している。燃料が(原子炉圧力容器の)外に出ていたとしても、格納容器の中も含め冷却されている」

 --安定したのはいつ

 「6月いっぱいまで大変だった。本当に安定してきたのは7月、8月」

 --全電源喪失は想定していなかったと思うが

 「個人的に言えば、そういう想定が、ある意味で甘かった部分があるわけだから、ほかの発電所もそこを踏まえ、施設を充実させる必要がある」

このニュースの写真

東京電力福島第一原子力発電所の原子炉建屋。手前から4号機、3号機、2号機、1号機=12日午前11時3分、福島県大熊町(代表撮影)
重機を使って復旧作業に従事する作業員=12日午前、福島県大熊町の福島第1原発(代表撮影)
爆発で原子炉が破損した3号機=12日午前、福島県大熊町の福島第1原発(代表撮影)
防護服に身を包み、福島第1原発に入る報道関係者ら=12日午前、福島県大熊町(代表撮影)
津波で破壊された3号機のタービン建屋周辺=12日午前11時10分、福島県大熊町(代表撮影)
免震重要棟にある緊急時対策本部室が報道陣に公開された=12日午後0時36分、福島県大熊町(代表撮影)

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