【ソウル】韓国与党のハンナラ党は10日、米国との自由貿易協定(FTA)の批准案の採決を2週連続で遅らせた。野党と合意を結び、採決が妨害されるような激しい反対を避けるためだ。
韓国国会では、少数派が交渉力を持つ仕組みがないため、採決の最中に乱闘が起こることがある。
野党の議員らはこの1カ月、協定に関して再度米国と協議するべきだと主張し始めた。野党は紛争解決の仕組みが米国に有利になっていると考えており、その部分を除外するよう求めている。政府の外交通商部と与党議員は、同様の紛争解決の仕組みが韓国の他の貿易協定に含まれているとして反論している。
韓国国会の朴熺太(パク・ヒテ)議長は、与野党間で対立を避けられるような何らかの合意が必要であるとし、協定に関する採決が行われると見られていた本会議を延期した。次の本会議は24日に開かれる予定だ。
米議会は先月、FTAを批准している。