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郷ひろみが決意表明「ひばりさん見守って」

サンケイスポーツ 11月12日(土)7時51分配信

 1989年6月に死去した歌手、故美空ひばりさん(享年52)の23回忌を記念した東日本大震災チャリティーコンサート「だいじょうぶ、日本!」が11日、東京・文京区の東京ドームで開かれた。郷ひろみ(56)や近藤真彦(47)らゆかりの著名人、AKB48ら次世代を担うアーティストが集結。天国のひばりさんに届け…と、遺された名曲を歌い継いだ。

 戦後ニッポンを歌で勇気づけたひばりさん。その魂を受け継ぐアーティストがそれぞれの歌声で彼女の名曲を蘇らせ、東日本大震災からの復興を目指す日本を明るく照らした。

 「ひばりさん、どうか空から見守っていてください」。出演者を代表して決意表明したトップバッターの郷ひろみは、深紅のジャケット姿で「真赤な太陽」を熱唱。家族ぐるみで親交があり、「お家にお邪魔をしたときやゴルフをご一緒したときはすごくチャーミングでした。バーディーチャンスが入ったときには、僕に飛びついて喜んでました」と思い出話を披露した。

 1980年にNHK「テレビファソラシド」でひばりさんと共演したマッチは、同名の番組テーマ曲を熱唱。当時リハーサルで歌うひばりさんに「おばさん、歌うまいね」と言ったという有名なエピソードについて、「それをきっかけにかわいがってもらったんです」と懐かしんだ。

 東京ドームは88年4月11日、ひばりさんが肝硬変と大腿骨骨頭壊死の闘病後初となる「不死鳥コンサート」を行った場所。オープニングでは当時の映像が流れ、ひばりさんが最後にステージ裏へ下りたホームベース付近のサブステージには、ひばりさんの魂が帰ってきたことを示すように光とスモークが。生前のひばりさんを知らない世代も、名曲を23年ぶりにこの地に蘇らせた。

 当時はまだほとんどのメンバーが産声をあげていないアイドル集団、AKB48は、「お祭りマンボ」をオリジナルのダンスとともに披露。にぎやかな楽曲をきらびやかな深紅の衣装で歌い踊った。スクリーンに映されたひばりさんとも“共演”し、高橋みなみ(20)は「勉強になりました。今も生きている人たちが、美空ひばりさんというアーティストをもっと知りたいと思うきっかけになってくれれば」と感激の面持ちだった。

 ラストはAKBのプロデューサー、秋元康氏(55)が作詞を手掛けた「川の流れのように」を出演者全員で合唱。4万5000人とともに、天国のひばりさんへ歌声を届けた。

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最終更新:11月12日(土)7時51分

サンケイスポーツ

 

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