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安中駅にネコ 駅員さん世話

2011年11月11日

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駅の利用客に可愛がられている

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駅舎に置かれたベッドで眠る=いずれもJR安中駅

 JR安中駅に可愛いネコが住んでいます。いつの間にか住み着いたので、駅員さんが駅舎の隅っこにベッドを用意して住まわせてあげているそうです。駅員さんは他にもツバメの巣を保護するなど、優しい人たちです。

       ◇

 前橋総局のツイッター(http://twitter.com/asahi_gunma)に、こんなメッセージが届いた。記者が安中駅を訪ねた。

 駅に1匹のネコが居着いたのは10月半ば。白に黒が交じった雑種で、人に慣れている若いネコだ。黄色い首輪をし、飼われていたらしい。

 駅員さんにベッドやキャットフードを用意してもらい、快適に暮らしているようだ。通学の女子高生になでられたり、ときには乗客と一緒にホームに出たり。

 駅は、飼い主の連絡を待っている。各地の私鉄で「猫駅長」が話題になっているが、ネコがきらいな乗客もいるため、安中駅では飼う考えはないという。小林良康駅長は「飼い主の元に戻るのが一番だが、1カ月たつので今後の対応を安中市や保健所と相談したい」と話す。

 「私が飼いたい」という女子高生もいる。安中保健所によると、預かり手が決まって警察に届け、3カ月間飼い主が現れなければそのまま飼えるという。(遠藤雄二)

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