社会

酒気帯び同乗、副署長を書類送検 懲戒免職
(新潟県)
 酒気帯び運転で逮捕された女の車に乗っていたとして、新潟県警は11日、見附署の前副署長を飲酒運転車両同乗の疑いで書類送検するとともに、懲戒免職処分とした。この前副署長は長岡簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、即日納付した。  この問題は先月16日未明、見附署の副署長だった阿部克彦警視(56)が、酒気帯び運転の疑いで逮捕された女の車に乗っていたもの。県警の調べによると、阿部前副署長は見附市内で署員と酒を飲んだ後、女が経営するスナックに移動して酒を飲み、その後、女に運転を依頼した。県警の事情聴取に対し、阿部前副署長は「女が酒を飲んでいたことを知っていた」と認めたため、県警は11日午前、飲酒運転車両同乗の疑いで長岡区検に書類送検した。  また、県警は11日付で阿部前副署長を懲戒免職処分とした。  区検の略式請求を受け、長岡簡裁は11日午後、罰金30万円の略式命令を出し、阿部前副署長は即日納付している。阿部前副署長は「警察組織に多大な迷惑をかけ、反省している」と話している。
[ 11/11 23:00 NEWS24]