下北半島ほぼ一円 避難態勢「早く整備を」(2011/10/21 11:00)
下北半島の地図を使い状況を説明する宮下順一郎むつ市長。青色の円が30キロ圏内=20日、むつ市役所
 原子力安全委員会の事務局が20日、原子力防災の対象範囲を大幅に拡大する見直し案を提示した。東通原発(東通村)と大間原発(大間町)が立地する下北半島は、ほぼ一円が住民避難の対象。同半島は避難道路の脆弱(ぜいじゃく)さが指摘されており、有事に備えた対策をめぐる各自治体の議論がさらに活発化しそうだ。一方、新たに対象区域に組み込まれる市町村の住民は「いざという時の態勢を早く整備してほしい」と求めると同時に、「やっぱり原発は危ないのでは」と率直な不安も口にした。
【写真説明】
下北半島の地図を使い状況を説明する宮下順一郎むつ市長。青色の円が30キロ圏内=20日、むつ市役所

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