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TPP:ユニクロ会長が早期参加を訴え

ファーストリテイリングの柳井正会長=2011年6月23日、塩入正夫撮影
ファーストリテイリングの柳井正会長=2011年6月23日、塩入正夫撮影

 【ソウル西脇真一】ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長は10日、ソウルで記者会見し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について「参加しなかったりちゅうちょしたりしていると、それで我々の国の将来は終わるぐらいだ」と危機感を表明し、早期参加を訴えた。

 柳井氏は「韓国も中国も世界にどんどん出ている。資源もない日本が閉じこもっていてどうするのか」「米国の陰謀説を言う人がいるが、そうならないよう日本政府や民間がリーダーシップをとってやったらいい」などと主張した。

 一方、柳井会長は会見で、ファーストリテイリングが11日、ソウルの繁華街・明洞(ミョンドン)にアジア最大規模の売り場面積約4000平方メートルを擁する巨大店舗「グローバル旗艦店」をオープンさせると発表した。韓国にあるユニクロの64店目。2020年には300店にする計画だという。

毎日新聞 2011年11月10日 19時47分(最終更新 11月10日 19時59分)

 

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