［経済］うめきたに５０室規模の貸しオフィス　ナレッジキャピタル　拠点分散や技術革新狙い（2011.11.4 20:56）

　平成２５年春に開業するＪＲ大阪駅北側の再開発地区「うめきた」（大阪市北区）の中核施設「ナレッジキャピタル」に、約５０室規模のレンタルオフィスが設置されることが４日、分かった。ベンチャー企業や大学などが短期間、小規模でも利用できるのが特長で、産学交流により技術革新を促す。

　貸しオフィスの「コラボオフィス」は、ナレッジキャピタルが入居するＢブロックのビルの７、８階に設置。約１８平方メートルから７１平方メートルの５１室を設け、医療、ＩＴ関連の企業や大学などの入居を想定している。約２５０平方メートルの共用スペースでは、机１つ分のスペースを使用できるデスク貸しも行う。

　うめきたの開発事業者１２社が出資するナレッジキャピタルの運営会社は、外資系企業なども誘致するため、在日米国商工会議所を通じて働きかける方針だ。