12、13日に開かれる「B‐1グランプリ」で提供される食材の入荷が、姫路市で始まった。遠方から出展する団体は開催地近くで食材を確保しており、B級ご当地グルメのもととなる野菜や肉が出番を待っている。
出展63団体のうち24団体が実行委事務局を通じタマネギやモヤシ、ニンジン、ネギなど約5トンを姫路市の卸売業者から調達。豚バラ肉など肉類には3団体、卵には4団体が申し込んだ。1団体1万食前後を用意するとみられ、地元経済への貢献も高い。
タマネギやニンジン、モヤシなど7種類計2トンの注文を受けた姫路農産流通センター(同市手柄)には、ニンジンやタマネギなど日持ちする野菜が入荷。開幕前日の11日に神戸市西区の加工業者が約70人態勢で一斉に千切りや小口切りなどに加工し、各団体に納入する。鵜鷹義光社長(60)は「食材の確保を通じて全国級の大会を応援したい」と話す。
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出展63団体が参加するパレードが、大会前日の11日午後5時から、JR姫路駅周辺の商店街である。商店街を約6万5千個のイルミネーションで照らす「HIMEJI Wintopia(ひめじ ウイントピア)」も例年より約10日早い同日から点灯する。
(青山真由美)
(2011/11/09 20:06)
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