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産廃処理場火災:2000平方メートル焼失 東京・国立

燃え続ける産業廃棄物処理施設。左下は中央自動車道=東京都国立市泉で2011年11月8日午後6時2分、本社ヘリから
燃え続ける産業廃棄物処理施設。左下は中央自動車道=東京都国立市泉で2011年11月8日午後6時2分、本社ヘリから

 8日午後4時20分ごろ、東京都国立市泉1の産業廃棄物処理業者「リスト」の処理施設から出火、鉄筋コンクリート4階建ての同施設延べ約3300平方メートルのうち約2000平方メートルを焼いた。作業していた十数人のうち、3階にいた男性(34)がガラスの破片で右耳を切って軽傷。東京消防庁の消防車など70台以上が出動した。警視庁立川署が出火原因を調べている。

 同署などによると、1階のゴミ焼却場から出火したとみられ、爆発を伴って激しく燃えた。作業員は「川のゴミを破砕機で選別していた時に突然爆発した」と話したという。

 リスト社のホームページによると、処理施設では汚泥やプラスチック、木くずなどを焼却処分している。

 現場は中央自動車道国立府中インター近くで、工場や倉庫が建ち並ぶ一角。近くの団地に住む会社員、島田俊幸さん(48)は「自宅にいたらドンと揺れ、最初は地震かと思った。黒い煙で火災だと分かった」と話していた。【中川聡子】

毎日新聞 2011年11月8日 21時00分(最終更新 11月9日 0時41分)

 

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