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政治
ダライ・ラマ14世が自民・安倍氏らと会談 中国に民主化への働き掛けを
2011.11.7 12:34
[自民党]
来日中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は7日午前、都内のホテルで、自民党の安倍晋三元首相ら民主、自民両党の国会議員と会談した。長島昭久首相補佐官や渡辺周防衛副大臣らも同席した。民主党政権の政府高官が14世と会談したのは初めて。
会談で安倍氏は、14世が東日本大震災の被災地を訪問して犠牲者を悼み、被災者を励ましたことに感謝の意を表明。その後、中国の民主化問題などについて意見交換した。
14世は「中国の人々も開かれた社会、自由を求めているはずだ。日本やインドなどアジアの民主主義国家が、中国の指導者に対して、(民主化への)働き掛けをしてほしい。これは米国のオバマ大統領にも伝えた」と支援を要請した。
これに対し安倍氏は「基本的人権、法の支配といった価値観をアジアに広げていきたい。中国に対しても、これらの重要性を求め続けていく」と応えた。
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