大学文化祭もたけなわ。首都圏でも、まだまだこれから文化祭を迎える大学がいくつもあります。
特に、女子大は今も昔もある種の憧れと聖域感があって、その内部に対する興味をかき立てられます。普段はキャンパスに足を踏み入れることも躊躇する女子大ですが、この時期には、一般の人たちも気軽に立ち寄ることができますね。
御茶ノ水女子大や東京女子大など、都内の女子大キャンパスめぐりも、この時期ならではの楽しみです。
しかしながら、「女子大生」に関する私達のイメージが、その「実態」とはかけ離れているとしたら……
■女子寮を出るワケは
両親の元を離れて、都内の「女子寮」で暮らしている女学生がいます。聡明で快活、申し分ない人柄で、大学生活を謳歌している様子を聞いて、こちらも嬉しくなるような女性です。
ところが、最近その女子寮を退寮する決意をしたと彼女から聞きました。
都会に娘さんをひとり住まわせるご両親の心配は、計り知れないものがあります。生活が乱れやしないか、犯罪に巻き込まれやしないか、昼も夜も案じつつ過ごしておられることと思います。
そんなご両親にとって、「女子寮」は、安心して娘が都会暮らしを送れると思っている場所。そこをあえて退寮するということは…… 彼氏でもできたのかなと推測してしまったのですが、本人から返ってきた言葉は意外なものでした。
「ひどすぎるんです。寮生のマナーが」
■恐るべき女子寮の実態
聞くところによると、想像を絶する日々だそうです。
女子寮は、朝と晩に食事が出ることになっています。それぞれが、トレーに乗せられた食事をテーブルに運んで頂き、各自後片付けをするという流れです。
「食べ残したものは、残飯入れが用意されていて、そこに廃棄することになっているんです。でも、必ずと言っていいほど毎日、流しにそのままぶちまけてしまう人がいるのです。汚いし、流しは詰まるし。食事係の方が何度注意をしても、張り紙を出しても、知らん振りですよ」
洗濯は、洗濯機を共有するそうですが、「自分の洗濯が終わっていても、いつまでたっても取りに来ないので、次の人が使えません」とのこと。しわくちゃになった他人の下着を見るときの悲しさを想像して、気の毒になります。
きわめつけは、こんな出来事が…… 「ある日、女子寮の窓の下に、汚物を入れたビニール袋が発見されました。それも、ひとつではなく幾つも。多分、部屋の窓から投げ捨てたんだと思うのですが、何でそんなことをするのかワケがわかりません」
う~ん、何のために……
■「始末」のできない女
「女子」は「女子」だけになると、本性を現すのか。…