アメリカで「拒食症」をテーマにしたリアリティー番組が誕生

最近では「拒食症」をテーマにしたハロウィンのコスチュームが「不謹慎」だと全米で物議を醸していたのが記憶に新しいが、このほど実際に拒食症で苦しむ人々に迫ったリアリティー番組が作られることになった。


この番組『Starving Secrets(直訳:飢えの秘密)』は拒食症や過食症、その他の摂食障害に苦しむ実在の人々に焦点を当てたリアリティー番組で、12月20日から米ケーブルTVのLifetimeで放映されるという。

番組の司会は、80年代~90年代に放送されていた人気ドラマ『愉快なシーバー家』で、キャロル役を演じていた女優のトレイシー・ゴールド。彼女にも拒食症を克服した経験があり、専門家のグループと共に毎週、出演者の状態や治療に取り組んでいくそうだ。

トレイシーは今回の番組に際し、自身が抱えていた苦しみや番組への思いを次のように語っている。

「20年前に私が拒食症になったとき、この病気に関する情報はほとんどありませんでした。私の番組に出演する人たちやそれぞれの物語は、このひどい病気と闘ううえで経験した恐怖や孤独を映し出しています。妻や夫、息子または娘、それに友達がこういった問題を抱えているのであれば、とても厳しい教訓を得ることになるかもしれません。でもかつての私がそうであったように、トンネルの終わりには光が差しているのです」

物議を醸した、拒食症をテーマにしたハロウィン衣装(ニュース映像)

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