税関課長を痴漢で逮捕＝電車内で、容疑否認―兵庫県警

　走行中の電車内で女性に体を押し付けたとして、兵庫県警鉄道警察隊は８日、県迷惑防止条例違反（痴漢）の疑いで、神戸税関摩耶埠頭（ふとう）出張所管理課長の山本修容疑者（５０）＝同県明石市大久保町西脇＝を現行犯逮捕した。容疑を否認している。

　逮捕容疑は、同日午前７時１５〜２０分ごろ、神戸市内を走行中のＪＲ西日本の電車内で、女性（３１）に自分の下半身を押し付けた疑い。同隊は４日、女性から相談を受け、電車内で女性の周辺を警戒していた。

　神戸税関によると、山本容疑者は今年７月、管理課長に就任した。同税関は「職員逮捕は極めて遺憾。捜査状況や、事実関係の調査を踏まえ厳正に対処したい」（広報広聴室）としている。　

［時事通信社］