警視庁と愛知県警など16道府県警は合同で7、8日に児童ポルノの一斉取り締まりを実施し、千葉県習志野市大久保、同県職員、谷中和弥容疑者(23)ら23~60歳の男19人を児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)容疑などで逮捕した。さらに18~67歳の男女19人を同法違反容疑などで近く書類送検する。
発表によると、38人は「シェア」など計6種類のファイル共有ソフトを使って児童ポルノ動画や画像を不特定多数が閲覧できるようにしたり、公開目的で所持したりしていた。
インターネットの接続事業者は4月、児童ポルノが掲載されたサイトへの接続を強制的に遮断するブロッキングを始めた。しかし動画や画像がファイル交換ソフトで共有・交換される場合は遮断できず、抜け道として利用される傾向にある。警察は23都道府県で一斉に家宅捜索をした。
愛知県警によると、谷中容疑者のパソコンには児童ポルノ動画20~30点があった。「幼く見えるが18歳だと思った」と容疑を一部否認しているという。【高木香奈】
毎日新聞 2011年11月8日 22時15分
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