ロスチャイルドが日本救済に動き出す!?

 前回採り上げた「57カ国会議」について、板垣英憲氏は、ジェイコブ・ロスチャイルドが主催したと述べています。ジェイコブ・ロスチャイルドはロスチャイルド家の総帥であり、バックにはエリザベス女王がいるそうです。ロックフェラーを締め出せるのは、ロスチャイルドぐらいでしょう。

 イギリス政府の代表は、会議出席を拒否されていますから、ロスチャイルド家もエリザベス女王も、イギリス政府を信用していないようです。歴代のイギリス政府は、米国とピッタリ歩調を合わせてきましたから、利害が一致しなくなったのでしょう。

 会議の趣旨は、金融資本家たちのデタラメ振りを阻止するというものですが、板垣氏によると、ジェイコブ・ロスチャイルドの日本に対する個人的な思い入れがあるとしています。ジェイコブは日本を第2の故郷と考えており、若い時には日本女性との悲恋も経験しているそうですが、その日本がロックフェラーによって徹底的に痛めつけられている状態を見かねての行動だそうです。

 我国は米国に金をむしり取られ続け、挙句の果てに311の人工地震で壊滅的な被害を受け、原発事故(原発攻撃)による放射能漏れというダメ押しを被りました。その上に、これまで購入させられた米国債1000兆円の放棄を迫られているわけですから、これほど酷い仕打ちはありません。幾ら大人しい日本人でも、真相が明らかになったら、第2の真珠湾攻撃を敢行することでしょう。

 ジェイコブは義憤に駆られたということですが、一個人の心情として、そういうこともあるでしょう。しかし、それだけの理由でロックフェラーを敵に回す極秘会談が開かれたとは思えません。ジェイコブの父親はビクター・ロスチャイルドですが、この人はスパイマスターであり、原爆開発を影から推進した原発利権の元締めとも言うべき立場にありました。ここにポイントがあります。

 今回の福島第1原発の事故で、原発推進に陰りが出てきましたが、この流れはロスチャイルドとって都合の悪いものです。日本は世界的な原発推進計画に欠かせない存在ですから、ここで撤退してもらっては困るのです。米国の犠牲となって日本が崩壊するような事態を放って置くわけには行きません。

 また、我国の天皇家は、イギリス王室を頂点とするガーター騎士団のメンバーであり、エリザベス女王としても、手を拱いているのは信義に反します。(昭和天皇の戦争責任訴追は、ヨーロッパの王室の介入で回避されたという説があります)

 結果的に、我国にとって好都合な展開となるようですが、喜んでばかりいられません。ジェイコブ・ロスチャイルドは表に出ず、イルミナティの若手メンバーが会議を仕切ったそうですが、この点も気になります。イルミナティにも様々な分派があって闘争を繰り返しているようですが、所詮秘密結社ですから、どんな大義名分があったとしても、信頼することはできません。

 イギリス王室は、常に各種結社の頂点に位置付けられています。ロスチャイルド家も、陰謀の主体とされることが殆どです。これらの情報は割り引いて考える必要もありますが、常に黒幕に擬せられるのは、それなりの理由があるからでしょう。要は、彼らの手は汚れ過ぎているのです。

 国を本当に救えるのは、その国の国民だけです。我国は外圧によって変えられてきましたが、これでは相手国にとって都合のよい国になるだけです。最後は自助努力がモノを言うわけで、国民が覚醒しない限り、食い物にされ続けることでしょう。
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 天皇とロスチャイルドの関係を指摘するものがいるが、それは違う。いうよりは旧側近の藤原家関係の仕業だろう?藤原家もロスチャイルドと似た形で権力構造を作り上げた。神話を捏造し、天皇との強力な外戚関係を作り上げ、摂関政治にまで高めた。ロスチャイルドを囲むセレブというものはそういった婚姻のネットワークでできている。それにしてもガザの悲惨さが日本に届いて福島原発災いを起したとしか思えない。ロスチャイルド系企業は環境ビジネスの筆頭に原子力を上げ、邁進していたからだ。
 男系天皇の議論でも大人しかった藤原論法が復活した。私は二度と伊勢神宮には行かない。出雲大社ならいくが。
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Author:陽光堂主人
十代から本を乱読して得た雑多な知識と実務家としての経験とを併せて、新刊書を話のネタに世の中の真実を追究します。主なジャンルは、政治経済・歴史・精神世界です。「陽光堂主人」は、某月刊誌で使っているペンネームです。

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