11/07 13:17 更新
福岡市は7日、地下鉄七隈線の博多駅までの延伸計画に伴い、キャナルシティ博多付近に新しい駅を設置する方針を固め、市議会の特別委員会に報告しました。福岡市議会の交通対策特別委員会では、地下鉄七隈線の延伸ルート、天神南と博多の間について、中間駅をキャナルシティ博多近くの祇園町西交差点あたりに新設する方針を報告しました。博多口交差点付近に新設予定の駅も含め、建設費はおよそ450億円です。福岡市交通局は、天神と博多の間の回遊性を高めたいとしています。しかし委員からは「採算性が見込めるのか」「財政状況が厳しいのでは」などの意見も出ました。市交通局は、年末に公表される政府予算案で新規事業として認められれば、2014年度にも着工し2020年度の開業を目指すとしています。