小惑星が月より近づき通過へ
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小惑星が月より近づき通過へ

11月5日 12時57分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

NASA=アメリカ航空宇宙局は、日本時間の今月9日、小惑星が地球に月よりも近づいて通過すると発表しました。

これは、NASAが4日までに発表したもので、「2005YU55」と呼ばれる直径400メートルの小惑星が、日本時間の今月9日の午前8時半ごろ、地球からおよそ32万キロ離れた宇宙を通過するということです。これは月の軌道よりも6万キロほど地球に近い距離で、これほど大きな小惑星が地球の近くを通過するのは、1976年以来、35年ぶりだということです。NASAは小惑星が地球に衝突する可能性はないとしたうえで、研究者が地上から小惑星を分析できる珍しい機会だとしています。NASAでは、通過する小惑星を今月6日からアメリカ西部カリフォルニア州にあるレーダーなどを使って追跡し、その詳しい形状や軌道を分析することにしています。