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Twitter Send 2010/10/01 20:18 KST
起亜自の輸出向け「ソウル」から出火、原因調査へ


【霊岩1日聯合ニュース】輸出直前に返品処理された起亜自動車のクロスオーバー車「ソウル(SOUL)」が突然炎上し、車両の欠陥問題が浮上している。

 全羅南道の霊岩警察署と消防本部などが1日に明らかにしたところによると、同日午前9時45分ごろ、霊岩郡内のあるガソリンスタンド付近で、トラックに積まれていた「ソウル」から出火した。5分後に消火されたが、エンジン内部が燃えた。

 トラックの運転手は、積まれていた「ソウル」2台のうち、1台から煙が上がり、消防署に通報したと話している。火災が発生した車両は船積みされる際にエンジンがかからず返品処理され、起亜自の光州工場に運ばれる途中だった。警察は正確な火災原因を調査する方針だ。

 起亜自は、走行テストなど品質テストを終えた輸出向け車両でエンジンがかからなかったり、運搬途中で突然火災が発生したことに、戸惑いを隠せず、真相把握に乗り出した。火災の原因が車両の欠陥によるものと判明された場合には、国内外で販売された車両の大々的なリコール(回収・無償修理)事態が懸念される。