JR東日本グループの大型商業施設「ルミネ有楽町店」(東京)が28日午前、銀座・有楽町地区にオープンした。約5000人もの買い物客が詰め掛け長い行列をつくったため、午前11時の開店予定を約15分早めた。
駅ビル中心に展開し「若者向けファッションビル」として定着したルミネにとって、初の「駅外」への本格出店。百貨店激戦区の同地区では商業施設の開業や大規模改装が相次いでおり、競争の激化は必至だ。
行列の先頭にいた東京都新宿区の男子大学生(23)は27日午後11時から並んだといい、「限定のベストが欲しかった」と話した。
ルミネ有楽町店は、高級ブランドから新鋭デザイナーの商品まで幅広く扱う「セレクトショップ」を充実させたのが特徴。丸の内などのオフィス街に近いことから、仕事帰りに総菜やスイーツなどを求める女性会社員らのニーズに対応、食品売り場にも力を入れた。
地下2階~地上8階の約1万1300平方メートルに107のテナントが入る。
毎日新聞 2011年10月28日 12時43分(最終更新 10月28日 12時54分)
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