独島:高校生101人が訪問

 「私たちの独島、ありがとう」

 今月5日、独島(日本名:竹島)は「独島アカデミー」の高校第1期生101人でにぎわった。生徒たちは独島をくまなく探索し、土壌や植物、風景をカメラに収めた。漢栄外国語高校2年生のチン・ユジンさん(17)=女性=は「この美しい島が韓国の領土だということが、本当に誇らしい」と語った。

 生徒たちはまた、韓国語、英語、中国語、日本語、フランス語で「独島は韓国領」と書いたプラカードと太極旗(韓国の国旗)を掲げ「大韓民国のあすをつくっていく高校生として、独島に対する使命感を持ち、独島守護活動を続けていく」という趣旨の決議文を朗読した。

 独島アカデミーは、市民団体「独島守護国際連帯」が2006年末から運営してきた6週課程の大学生向け教育プログラムで、このほど高校生対象課程が新設された。

 高校第1期生には、8倍の競争率をくぐり抜け、ソウル市内の高校100校と独島守護国際連帯に660万ウォン(約46万円)を後援した京畿道抱川市の東南高校から1人ずつ、計101人が選抜された。生徒らは独島について学んだ後、同日に島を訪れた。今夏に独島アカデミーを修了した第20期の大学生10人が、名誉講師として高校生を教えたという。

独島= キム・ウンジョン記者
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