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'11/11/8

大田哲哉氏が死去、70歳 前広島商議所会頭・広電会長


 前広島商工会議所会頭で広島電鉄(広島市中区)会長の大田哲哉(おおた・てつや)氏が7日午後7時30分、膵臓(すいぞう)がんのため、広島市中区の病院で死去した。70歳。広島市佐伯区出身。自宅は非公表。葬儀は家族で営む。

 大田氏は2007年11月から3年間、広島商議所会頭を務めた。広島市と共同歩調で旧市民球場(中区)跡地の利用計画の策定を進め、13年春に広島市で92年ぶりに開催される全国菓子大博覧会を誘致した。10年10月に体調不良を理由に退任した。

 1963年に広電入社。取締役不動産部長、専務などを経て96年4月から10年6月まで14年間社長を務めた。超低床の路面電車や低公害型バスの導入に尽力。09年には契約社員の正社員化にも踏み切った。会長に退いてからも、広島市中区紙屋町の再開発ビルの建設など広島のまちづくりに力を注いだ。

 01年4月から4年間、広島経済同友会の代表幹事を務めた。ことし6月に旭日中綬章を受けた。




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