2011年11月7日 18時41分 更新:11月7日 20時24分
民主党の仙谷由人政調会長代行は7日、東京都内で講演し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に反対する全国農業協同組合中央会(JA全中)などJAグループについて、「金融部門だけは肥大化したが、農業部門について振興策は何かやったのか」と改めて批判した。
さらに、都内に本社ビルを新築した全国共済農業協同組合連合会(JA共済)に触れ、「すばらしいビルを建て、45兆円くらいの資産を持っている。交渉参加すると明日にでも農業が一切なくなると言い募るのは、いかがなものか」と皮肉った。
消費増税については「必ず(野田佳彦首相の)任期中に端緒を作って、(消費増税を)実施できる状況を作ってから解散をすべきだ」と強調した。【野口武則】
ウェブサイトが15分で簡単作成、しかも無料で
「はやぶさプロジェクト」のサポートチームに参画