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幼少期の父子の入浴体験、成人後の父親とのコミュニケーションに大きな影響 -- 資生堂「スーパーマイルド」パパフロ応援委員会調べ資生堂「スーパーマイルド」パパフロ応援委員会は、教育評論家で法政大学教授の尾木直樹氏監修のもと、18歳から29歳までの男女600名を対象にインターネットによる「浴育に関する意識調査」の第2弾を実施し、結果を公開した。第1弾の調査は、9月に公開している。
育児を積極的に率先して行う男性、育児を楽しんで行う男性を意味する「イクメン」というキーワードの誕生以降、父親たちのライフスタイルの変容、育児参加が注目されており、父親が気軽に参加できる育児として父親と子どもが一緒にお風呂に入る「パパフロ」を実践している男性が増加している。入浴という日常的な行為が子どもとの貴重なコミュニケーションの場として見なおされているのだ。 今回の調査では、子どもの頃の父子入浴体験や、現在の父親との関係などの項目で調査を実施している。 まず、「お風呂では、父親とどんなことをして過ごした思い出がありますか?」という質問に対して回答者は、「おしゃべり」を1位に挙げている。お風呂の中での父子だけのコミュニケーションの時間が、成長した後も深く記憶に残っている様子がうかがえる。少数派ではあるが、「悩み相談」「お説教」などもランキングに入っており、父子が腹を割って話し合った記憶もあるようだ。ちなみに、男性の57%、女性の67.7%が父子での入浴が「楽しい思い出だった」と回答している。
このような父子でのお風呂の思い出は、父親に対するイメージに大きな影響を与えているようで、「あなたは、父親が好きですか?」という問いに対しては、父親と入浴経験がある男性の67.0%、女性の71.9%が「好き」と回答しており、父親と入浴経験がない人の回答(男性:49%、女性:48.7%)を大きく上回る結果となった。 また、「父親を尊敬していますか?」という問いにも父親と入浴経験がある人(男性:64.5%、女性:71.9%)の方が父親と入浴経験がない人よりも高い割合で「尊敬している」と回答している。
このように、父親と入浴しコミュニケーションをはかることが、成長したあとの父親に対するイメージにも大きな影響を与えているが、更に、父親との入浴は大人になってからの父親との付き合い方にも良い影響があるようだ。 「現在、父親に仕事の相談や話をしますか?」という質問に対して、父親との入浴時期が「9歳〜15歳まで」と回答した男女のうち44.2%が「仕事の相談や話をする」と回答。入浴時期が「8歳以下まで」だった男女の27.9%に比べて16ポイントも上回る結果となった。
子どもの頃に父子で入浴をしていた人は、成長して社会に出ても、父親を社会の先輩として具体的なアドバイスを求める対象として見ているようだ。 最後に、「将来子どもができたら、父子で一緒に入浴したいと思いますか?」という質問には、幼少期に父子入浴をしていた男性の73.1%が「子どもができたら一緒に入浴したい」と回答している。父子入浴をしていなかった男性の回答63.3%を超える結果となり、自分自身の幼少期の父子入浴体験が、その子が父親になったときの子どもとの関わり方にも大きな影響を与えているといえよう。
このような結果について、教育評論家の尾木直樹氏は次のようにコメントしている。 「パパフロ」は子どもの父子関係に決定的とも言える影響を与えている。特に、男女を問わず、幼少期における「パパフロ」の体験率とその質は、成人した段階における父親への"信愛感"形成に大きすぎるほどの影響力を持っていることがわかる。実際には、お風呂で「おしゃべり」を楽しんでいるにすぎないのだが、その行為と時間の長短は現在の良好な父子関係のみならず、将来における自らの父親像の形成にまで影響を及ぼしている。いい意味での「世代間連鎖」を生んでいると言えよう。 なお、資生堂「スーパーマイルド」パパフロ応援委員会では、父子の入浴を楽しくするための「パパフロカード」のダウンロードや、父子で一緒に歌える「パパフロソング」が楽しめる「パパと子どものおフロを応援!パパフロひろば」を公開している。普段は仕事でなかなか父子での入浴の時間が作れないお父さんも、週末は子どもとの楽しい「パパフロ」の時間を作ってみてはいかがだろうか。 関連記事
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