*長男
源義信 對馬太郎。従四位下左兵衛佐。
*次男
源義俊 對馬次郎。右馬允。
*三男
源義泰 對馬三郎。民部丞、伊予介。
*四男
源義行 對馬四郎。兵庫允、伊予介。
*五男
源為義 六条判官。左衛門大尉、検非違使。
*六男
源宗清 従五位下伊勢守、兵庫允。
源氏を継いだ為義は、他の兄弟とは不仲であったようで、他の兄弟は
保元の乱、
平治の乱をはじめ、その後の源氏の挙兵にも一切参加せずに、都にあって官僚の道を歩んだ。地方の長官になっても為義与党としての行動をとらなかった。また、為義が低い地位で地方の長官にもなれなかった時期にも、他の兄弟は高位につき、長男の源義信は従四位下まで登っている。