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【格闘技】

山中、必ず勝つと“力こぶ” 挑戦者決定戦の世界戦格上げで

2011年11月5日 紙面から

山中(左)とエスキベル=東京都千代田区のグランドパレスで

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 WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチの調印式が4日、東京都内のホテルで行われ、席上、前座で予定されていた同バンタム級挑戦者決定戦が王者ノニト・ドネア(フィリピン)の王座返上により、王座決定戦に格上げされることが発表された。同級3位の山中慎介(帝拳)と同2位のクリスチャン・エスキベル(メキシコ)の間で争われる。

 「記者会見の10分前に(格上げと)言われて、興奮はハンパじゃなかった。このベルトを巻くためにボクシングをやってきた。必ず勝つ」と山中。一方、エスキベルも「夢を実現させ、ベルトをメキシコに持ち帰る」とベルトにキスをした。

 挑戦者決定戦から王座決定戦に格上げになった経緯について、WBCのマウリシオ・スライマン立会人は「2週間前に王者のドネアが防衛した際、階級を上げることを表明した。正式な返上届けはもらっていないが、前回の試合前にドネアのプロモーターから返上の意向を聞いていた。これを返上宣言とみなし、王座決定戦にすることに決めた」と説明した。

 山中は現在、8連続KO勝ちで強打が自慢のサウスポー。10回TKO勝ちを収めた3月の日本バンタム級王座防衛戦・岩佐亮佑戦は、年間最高試合との声が専ら。今、乗りに乗っている男にビッグチャンスの到来だ。 (竹下陽二)

 

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