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元横綱・隆の里 鳴戸親方が死去

11月7日 14時19分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

日本相撲協会によりますと、大相撲の元横綱・隆の里の鳴戸親方が、7日午前、福岡市内の病院で急性呼吸不全のため亡くなりました。59歳でした。

青森県出身の元横綱・隆の里の鳴戸親方は、昭和43年の名古屋場所で初土俵を踏みました。持病の糖尿病に苦しみながら、昭和58年の秋場所で横綱に昇進しました。合わせて4回の優勝を果たし、病に負けず、辛抱強く相撲に取り組む姿勢から、横綱昇進当時のテレビドラマにちなんで「おしん横綱」とも呼ばれ親しまれました。昭和61年に引退したあとは、鳴戸親方として後進の指導にあたり、幕内の若の里や今月の九州場所で大関昇進がかかる関脇・稀勢の里などを育てました。鳴戸親方は、九州場所に備えて先月から福岡市に入り、6日も、福岡市内の鳴戸部屋のけい古場で力士たちの指導にあたっていました。