藤村官房長官は、7日午前の記者会見で、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉への参加の是非について、野田総理大臣が、民主党の提言を受けて、10日にも記者会見して、みずからの考えを表明することになるという見通しを示しました。
TPPの交渉への参加の是非を議論している民主党の作業チームの役員会が、6日、開かれ、9日を目標に党としての提言を取りまとめることを確認しました。これに関連して、藤村官房長官は記者会見で「党で意見集約後、政府・民主三役会議を開いて、政府・与党としての判断を決めることになると思う」と述べ、党の作業チームの提言を受けて、速やかに政府・与党としての方針を決定したいという意向を示しました。そのうえで、藤村官房長官は「方針が決まった際には、野田総理大臣が記者会見することになると思う」と述べ、野田総理大臣が、10日にも記者会見して、みずからの考えを表明することになるという見通しを示しました。