2011年11月04日

SL

僕はSLに乗った。
窓を開けると涼しい風が入ってくる。
日差しもここちのよい春のことだった。
ある手紙が届いた。
簿kはその手紙を今も大事に持っている。
差出人はなかった、
お茶のだんだん畑が続いている。
これでSLを乗るのは、何回目だろうか、
真実を知りたい僕は、何度もこのSLに乗車していた。
しかし、僕は気がついていなかった。
いや気づいていたが、気づけなかった。
それは、僕が乗った時、必ず来るお姉さんだった。
posted by なおき at 16:06| Comment(0) | ショート・ストーリー
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