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土壌からキュリウム検出 福島第一から2〜3キロ地点

2011年6月14日0時58分

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 文部科学省は13日、福島第一原発から2〜3キロの大熊町夫沢の土壌から、ごく微量の放射性物質キュリウム242(半減期163日)とアメリシウム241(同432年)が検出されたと発表した。

 土壌は4月29日〜5月1日に10キロ圏内の大熊町、双葉町の4カ所で採取した。そのうち、第一原発から西南西約2キロと約3キロの夫沢地区の2カ所で、1キロあたり各0.032ベクレル、0.0093ベクレルが検出された。アメリシウムは3キロ地点で0.028ベクレル検出された。ほかの2カ所からは出なかった。

 両物質は、体内に吸い込んだ場合に影響の大きい「アルファ線」を出す。しかし、今回検出された値は微量で、文科省は健康に影響を与えるレベルではないとみている。

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