天皇陛下 かぜの熱下がらず入院へ
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天皇陛下 かぜの熱下がらず入院へ

11月6日 18時36分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

かぜのため、お住まいで休まれていた天皇陛下は、熱が続いて気管支炎が重くなってきていることから、大事を取って、6日夜、東京大学附属病院に入院されることになりました。天皇陛下の入院に伴って、7日以降、当分の間、憲法の規定に基づいて国事行為を皇太子さまが臨時で代行されることになりました。

天皇陛下は、3日の午後から発熱が見られ、侍医の診察の結果かぜと診断され、翌日に予定されていた今年度の文化勲章の受章者や文化功労者との茶会と、デンマークのヨアキム王子夫妻との茶会を取りやめられました。しかし、その後も引き続き熱が下がらず、6日午前、東京都内で行われた知的障害者の支援団体の全国大会も出席を取りやめ、お住まいの御所で休まれていました。そして、午後、皇居にある宮内庁病院で専門医の診察を受け、大事を取って、東京・文京区の東京大学附属病院に入院されることになったということです。天皇陛下は、最近繰り返しかかっていた軽い気管支炎の症状が重くなってきていて、これまでに疲れが相当たまって体の抵抗力が低下しているとみられるということです。天皇陛下の入院に伴って、7日以降、当分の間、憲法の規定に基づいて国事行為を皇太子さまが臨時で代行されることになりました。これによって、7日、皇居宮殿で行われる国事行為の秋の叙勲の大綬章の親授式は、皇太子さまが天皇陛下の代わりを務められるということです。