東京女子大学 3年 岩熊祥子
「幼稚園まで過ごした筑後弁、高校まで過ごし
た北九州弁、実家での筑豊弁、扉の中はまさに私
のふるさと"福岡"でした」
普段絶対に知り合えないような世界の方との名
刺交換やお話ができ、初の県人会総会参加はとて
も貴重な体験となりました。
たくさんの方から『あんた、どこの高校出身ね?』
と気さくに声をかけていただき、その一言が本当
に嬉しかったです。私とご家族との意外な共通点
や接点など県人会ならではの発見があり大いに話
しが盛り上がりました。話す機会はありませんで
したが、両親と同じ直方、鞍手高校出身の方を発
見したときはとても身近に感じられ、特に感動し
ました。
会場内のあちこちで同級生と方言丸出しの輪が
できているのを見ていると、やはり"故郷"とい
うものは捨てたものではないなと強く感じました。
そこには東京の中の福岡の風が流れていました。
(鞍手郡出身 明治学園高校卒)
慶応義塾大学商学部 3年 天野貴文
先日の総会ありがとうございました。県人会の
方々の親切なるご配慮により、私の希望していた
"社会人と学生との交流"が無事よいものとして
実現することができました。本当にありがとうご
ざいました。
私がこの"社会人と学生との交流"をこの県人
会でもって広めようと考えたのは、私自身が寮の
仕事の関係で県人会の方と一緒に仕事するなど、
社会人の方と交流する機会を持ち今後の自分の将
来を考える"きっかけ"を得ることができたから
です。今後自分はこうありたいと強く思えたのも
県人会で出会った多くの社会人の方々のおかげで
す。
私は自分も含め今の学生に必要なのは、多くの
社会人の方々との交流の機会をおおいに活用し将
来の自分について考えるなどの"きっかけ"を得
ることだと思います。この"きっかけ"を得るも
のとして、わたしは県人会の方々との交流機会を
大切にしていきたいと思っています。
本当に先日の総会で、わたしたち学生を歓迎し
ていただいてありがとうございました。
(粕屋町出身 泰星高校卒)
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慶應義塾大学法学部政治学科4年 秋原武明
県人会への初めて参加して、まず私が抱いた感
想は「故郷の福岡から遠く離れたこの東京という
地で、こんなに多くの人が頑張って生きているの
だな」というものでした。
何かを成すために故郷を離れ、日々邁進してい
る同郷の者たちが一堂に会し、労をねぎらい、互
いを語りあう場が存在する。非常に有難いことで
す。
私は現在学生の身ですが、大きな夢があります。
それは「トヨタ・ソニーに負けない一流企業を
この手で創りあげること」です。
夢の実現のため一日一日一瞬一瞬を大切に生き
なければなりません。時間は有限です。
夢の実現の過程で、どういった形になるかはわ
かりませんが、故郷・福岡の発展に寄与できたら
こんなに嬉しいことはありません。
(みやま市出身 青雲高校卒)
早稲田大学法科大学院1年 坂本一子
この度、福岡県人会総会に初めて参加させてい
ただきました。
今回の参加を通じて、印象的だったのは、県人
会の方々の層の厚さと温かさです。当日、私は学
生として受付をお手伝いさせていただきましたが、
県人会には様々な分野でご活躍されている先輩方
が大変多いことに驚きました。
また、どの先輩も、気軽に声をかけてくださり、
懐かしい地名や方言に話が弾みました。上京して
四年、初めは慣れない東京での生活に心細い思い
もありましたが、普段の活躍の場は違っていても、
福岡という郷土(強度)の絆で、すばらしい諸先輩
方や仲間が集う県人会という場があると思うと、
とても心強く感じました。
私は、現在、法曹を目指して法科大学院で学ん
でいます。梅酒でほろ酔い気分の帰りの地下鉄で、
万能ねぎが顔を出すお土産を胸に、夢に向かって
一層勉学に励み、社会のため、そして郷土のため
に役立つ人間になろうと改めて決意いたしました。
(北九州市出身 東筑高校卒)
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