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【大リーグ】

ダル狂騒曲が止まらない!! 米メディアが連日報道

2011年11月5日 紙面から

 【オークランド穐村賢】ダル狂騒曲が止まらない。米3大ネットワークのひとつ、NBC(電子版)は3日付で、アルバート・プホルス(31)=カージナルスからFA=が残留した場合の移籍市場注目ランキングを掲載し、日本ハムからポスティングシステム(入札制度)による大リーグ移籍をするかどうか、注目の日本ハム・ダルビッシュ有投手(25)を2位に選出。その他の米メディアも軒並みトップ3に選ぶなど、大リーグ挑戦を表明していない段階で、空前のダル報道が続いている。

 ダルビッシュの名前が米メディアに躍らない日はない。FA選手と前所属球団との独占交渉期間が解禁され、移籍市場が本格化だ。その中でもその存在は、ともにFAとなっている強打の一塁手、プホルス、プリンス・フィルダー(27)=前ブルワーズ=と並んで、今オフ移籍市場のビッグスリーともいえる人気ぶりだ。

 NBCでは、ダルビッシュを移籍市場注目ランキングで堂々の2位に選んだ。一部では入札額5000万ドル(約40億円)、5年契約と仮定した年俸総額7500万ドル(約60億円)を合わせ総額1億2500万ドルともいわれる獲得予算に関し「入札額だけでも、(レンジャーズからFAの)ウィルソン投手(の獲得資金)よりも高くなるだろう」とし、今季のパ・リーグで18勝、276奪三振、36与四球など、米国で重要視される成績を掲載。加えて「イラン人と日本人のハーフで身長が高く、09年のWBCから注目されていた」と紹介した。

 この他、同様のランキングでプホルス、フィルダーに続き3位に選んだヤフースポーツ(電子版)は「松坂(レッドソックス)より上。ポスティングになれば、“松坂騒動”に似たものとなるに違いない」と予想し、移籍市場注目ランキングで3位としたスポーツ専門局ESPN(電子版)も「すでにエース級。日本投手への投資の評価を覆す存在」と高評価は不動だ。

 いまだ大リーグ移籍すら表明していないダルビッシュをめぐる狂騒曲。全米での注目度、期待度が高まる中、これで日本球界残留なんてことになったら、どんな反応が…。考えただけでも空恐ろしい。

 

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