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【プロ野球】

DeNAベイスターズ加盟申請 横浜 球団譲渡合意

2011年11月5日 紙面から

コミッショナー事務局を訪れ日本野球機構の下田邦夫事務局長(左)に加盟申請書を手渡すディー・エヌ・エー(DeNA)の春田真会長=東京都千代田区で

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 TBSホールディングス(HD)と、携帯電話向けソーシャルゲームサイト「モバゲー」などを運営するディー・エヌ・エー(DeNA)は4日、横浜球団の譲渡で合意したと発表した。DeNAは球団名を「横浜DeNAベイスターズ」として、日本野球機構(NPB)に対して加盟申請を行った。DeNAの春田真会長(42)はGM制の導入などを表明。NPBは9日の実行委員会から審査手続きを開始する。

 横浜の球団譲渡問題が大きな節目を迎えた。この日午前、TBSHDとDeNAの両社が取締役会を開き譲渡を承認。午後3時すぎに、春田会長が東京・内幸町のコミッショナー事務局を訪問し申請書を提出した。報道陣に囲まれた春田会長は「野球はすごい、あらためて力を感じている。(球団を)運営していくことで会社の価値、ブランドイメージが上がるのではと考えた。面白いことを積極的にやっていきたい」と語った。

 譲渡は10月下旬に大筋で合意したが、球団名に「モバゲー」を入れるかどうかで調整が難航。27日に、いったんは譲渡の延期を発表した。結局、焦点だった球団名は「横浜DeNAベイスターズ」で決着。「モバゲー」という商品名の使用を取り下げたのは“球団名は社名”という球界のルールに従った格好だが、春田会長は「断念というのは違う」と、今後に含みを持たせた。

 横浜は4年連続最下位。DeNAが目指すのは勝てるチームで、根本から変えるために、ゼネラルマネジャー(GM)制を導入する。2003年から2年間、横浜監督を務め、楽天では編成本部長だったOBの山下大輔氏が有力候補。昨年も、GMを新設した際に打診した。今季、チームを率いた尾花監督は休養中で解任が決定的。2004年のソフトバンク以来の新規参入の承認は12月のオーナー会議を待つことになるが、一方でスタッフ人事も進めていく。春田会長は「審査のプロセスで、ヒアリングなどがあると聞いている。きっちり答えていきたい」と話した。

 

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