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事件・事故

暴走族と勘違い、男性に卵投げた警官を処分 

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 交番で深夜に勤務中、近くの交差点にいたバイクの男性を暴走族と勘違いし、生卵を投げ付けたとして、兵庫県警は4日、三木署の男性巡査(24)を特別公務員暴行陵虐の疑いで書類送検し、本部長訓戒処分にした。

 県警監察官室によると、交番前では暴走族によるバイクの空ぶかしが続いていたといい、巡査は「驚かせて停止させたかった。卵ならけがをさせないと思ったが、軽率だった」と話している。

 送検容疑は8月31日午後11時55分ごろ、三木市緑が丘町東1で、バイクの会社員男性(18)に生卵3個を投げ、1個を右胸に当てた疑い。

 巡査は交番奥の休憩室で爆音を聞いて外に出たが暴走族が見当たらず、近くの交差点で信号待ちするバイク4台のグループが空ぶかしをしたため、暴走族と誤解。休憩室の冷蔵庫から卵をとっさに取り出し、交番前を通過するバイクに投げたという。投げた卵3個は、この巡査がカレーなどの食事用に購入していた。

 服の汚れに気付いた男性の苦情を受け、三木署は謝罪。男性は「汚れは洗濯で落ちる」と被害届を出さなかったという。

(2011/11/04 21:27)

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