2009年に病院などで睡眠薬を処方された人のうち、3種類以上の睡眠薬を処方された割合が6.1%だったことが1日、厚生労働省研究班の調査で分かった。抗不安薬で3種類以上処方されたケースは1.9%だった。同省は睡眠薬と抗不安薬について、3種類以上の処方は薬物依存の可能性などを十分考慮するよう医療機関や患者に注意を呼びかけている。
調査は健康保険組合加入者とその家族の診療報酬データ約33万件から、05~09年の各4~6月に睡眠薬、抗不安薬などの向精神薬を処方された件数をそれぞれ抽出して分析した。
睡眠薬を3種類以上処方されたのは09年が6.1%。05~08年は6.0~6.5%で推移し、ほぼ横ばいだった。3種類以上処方された抗不安薬の割合は09年が1.9%で、05年の2.4%から毎年減少傾向が続いた。
睡眠薬に含まれる成分(フルニトラゼパム)が1日当たりの換算で目安(2ミリグラム)を超えていた割合は09年で13.6%。同様に換算した抗不安薬の成分(ジアゼパム)では、4.2%が目安(15ミリグラム)を上回った。
このほか、09年に抗うつ薬で3種類以上処方されたのは8.9%、統合失調症患者に投与する抗精神病薬の3種類以上の処方は8.5%だった。
睡眠薬、厚労省、処方、厚生労働省
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