玄海原発4号機が通常運転、被爆者5団体抗議
九州電力の玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)4号機が4日午後4時20分、出力100%の通常運転に復帰した。ただし4号機は12月中旬に定期検査を予定しており、再び停止する。
4号機は10月4日、復水器系のトラブルで自動停止した。九電は国に再発防止策などを報告し、東京電力福島第一原発事故以降、定期検査やトラブルで停止した原発としては初めての運転再開を決定。今月1日深夜に原子炉から制御棒を抜く作業を始め、2日午後3時に発電を再開して出力を徐々に上昇させていた。
一方、長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会など長崎の被爆者5団体が4日、福岡市の九電本社を訪れ、4号機の運転再開などに抗議した。5団体は「福島第一原発事故以降、原発に対する国民の不安や不信は高まっている。住民無視、安全無視の暴挙だ」と主張。4号機の即時停止と、運転開始から36年が経過している1号機の廃炉などを求めた。
(2011年11月5日 読売新聞)