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デザインセンター

さまざまな色が関係しあって、美しい色彩や心地よい空間ができあがる。塗料の奥に広がるわくわくドキドキを、多くの人に伝えたい。盛山 春美

環境色彩を広めるためのセミナー活動やカラーアドバイスに取り組む、盛山さん。
「彼女のいいところはね、生活のなかに色彩を取り入れる楽しさをよく分かっていて、それを伝える力があること。いい意味で人を巻き込んでいくパワーがあるんです」
上司が紹介するように、環境色彩について語り出したら止まらない情熱が、多くの人を色彩の世界へと惹き付けていくのだろう。

盛山 春美
(もりやま はるみ)

趣味: 中国史読書。三国志、春秋戦国時代が好き。人間関係など、さまざまな部分で学ぶことが多いです。
あと「水」が好きなので海、スパや温泉にも出かけます。

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Q:

環境色彩セミナーの講師をされていると聞きました。セミナーの内容とは?

たとえば、建物の外壁を塗り替えるときに「どういう色がいいか?」
一般のお客さまはもちろん迷われると思いますが、相談される立場の塗料販売店や塗装工事の方々も、実はどう説明したらいいか分からないのです。

そんな時に「美しい配色のためには、こんな考え方で色を選んだらいいですよ」とお答えしていただけるように、セミナー活動やアドバイスを行っています。

Q:

色の選び方とは、具体的にいうと?

カラーサンプル

塗料を選ぶときは、誰もが美しい色にしたいと考えますよね。
じゃ、その美しい色ってどんな色かと考えると、多くの人は自然の色の美しさを思い浮かべるはず。そこには、美しい配色のロジックがあるんです。

たとえば、赤いバラの色がなぜ美しく見えるのか?それは、赤という色だけでなく、光と影のバランスだったり、葉っぱのグリーンとの組み合わせだったりする。色が美しく見えるためには、周りとの関係性がとても重要なんです。

またその一方で、色の使い方を間違えると、騒色(そうしょく)といって人に迷惑をかけてしまうこともあります。派手な原色を外壁に塗ったことで、近隣の住民と訴訟になったというケースもあるので、さまざまな知識も必要です。
そういったことについて、例を挙げながら説明したり、実際に販促物を提供したりしています。

Q:

色選びの販促物とは、どのようなものですか?

たとえば、戸建て改修の「ハナコレクション」。これは、まさに自然の配色をベースにした考え方です。
ハナ(=花)に代表される周囲の自然と、調和する配色を理解していただくこと。それから、自分の好きな色を花から選ぶことで、塗り替えの楽しさや可能性を伝えるツールとして、企画制作したものです。

ポイントは、配色のロジックを説明するよりも、見て感じて、興味をもってもらえるものにしようというもの。環境色彩というと難しく聞こえますが、大切なことは周辺環境との調和を考えながら、自分が心地よいと思える色を選ぶことなんです。

Q:

今まで、このようなツールはなかったそうですが、反応はいかがですか?

すごくいいです。今までは、外壁の塗り替え=修繕というイメージでしかなくて、マイナス部分をゼロにするという程度でした。それが、塗り替えの楽しさを発見することで、マイナスをプラスにまで変えることができるようになりました。
特に、女性のお客さまは、パンフレットを見ると急に夢が膨らんできて、「やりたい!」と身を乗り出してこられることが多いです。

でも本来、色ってこういうもの。もっとワクワク楽しいものであることを、どんどん伝えていきたいなと思っています。

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