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2011年11月4日(金) 19:21 |
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ゴミ処理場建設で住民が反対署名
美作市内に建設が予定されているごみ処理施設に対して反対運動です。 建設予定地周辺などの住民団体が、市に対して建設の白紙撤回を申し入れました。
施設の建設を白紙撤回し、十分な説明をして欲しい―。 ごみ処理施設の建設反対派の住民が、945人分の署名とともに、白紙撤回の申し入れ書を美作市に提出しました。 ごみ処理施設は美作市杉原、河内地区の山林約15ヘクタールに建設が予定されています。 総事業費は約45億円。 計画では、1日約34トンの可燃ごみの処理が可能で、リサイクル施設や、埋め立てごみの処理などが出来る最終処分場も併設されるということです。 反対派の住民は、建設予定地の周囲には住宅が密集しており、ダイオキシンなどによる環境への影響を懸念しています。 また、市が開いた説明会はこれまでに2回しかなく、周辺住民に対し、十分な説明はなされていないと訴えます。 一方の市は、生活環境影響調査を実施―。 ダイオキシンなどの有害物質の濃度は、施設の建設後も生活環境の保全目標を下回るとの予測結果を出し、住民への説明会で公表しています。 また、土地取得の際には、地権者や周辺住民の同意も得ているとして、手続きは正当だと話します。 これに対して反対派は、周辺住民に対してさらに詳しい説明会を開いて欲しいと要望―。 市側は、各区長からの要望があれば説明会を開く考えを示しました。
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